香川県多度津町の本山の全景。当道院の星道院長は本山にある日本少林寺武道専門学校 高等師範科に在籍していました。

1.少林寺拳法は護身の技術です。

少林寺拳法の技はまずは相手の攻撃を受けることからはじめます。しっかりと受けた後に有効な反撃を行います。反撃の際には経絡を用いた急所に当身を行うので女性でも男性を制することができます。

2.二人一組で修練します。

少林寺拳法では単独の型も行いますが、基本的には二人一組で行います。相手との協調のうえに共に上達を目指していきます。

3.試合はありません。

少林寺拳法には相手との勝負けを決める試合はありません。試合での勝ち負けよりも道場での修練を実社会で活かすことを目的とします。大会においては2人1組の演武にて競技を行います。

4.多彩な技法があります。

相手の突蹴に対する技を剛法といいます。相手が手首や衣服を掴んできた場合に、掴まれた手首を抜いて逃れたり、相手の関節の逆を捕って投げたりする技を柔法といいます。また高段者になると経絡を用いて身体を調整する整法を学びます。

5.年令や体力に合わせた無理のない修練をします。

少林寺拳法は性別や年令に関わらずに自分の身を守る技術です。真剣さの中にも楽しみながら永く続けていきましょう。指導の際にはケガをしないことを最優先いたします。運用法や乱捕も安全対策には十分注意して楽しみながら行います。※乱捕 = スパーリングのようなもの

女性拳士もしっかりと護身の基本を身につけることができます
基本の打撃技「剛法」
鎮魂行